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popporo

Author:popporo
初めまして。。(*^_^*)

ご趣味は? と聞かれると、「読書」と応えられるほど、読書が好きになってきました。

読書によって世界を広げることができるからです。

大切な読後の余韻を読みっぱなしにして忘れてしまわぬよう、また理解を助けるためのメモとして始めた書評記録ですが、さらに世界を広めるために、皆様から感想を頂戴できるとうれしいです。
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炭水化物が人類を滅ぼす

2014.02.17 00:02|未分類
炭水化物が人類を滅ぼす


炭水化物が人類を滅ぼす ★★★★2014. 2.16
夏井 睦(なついまこと)
光文社新書

著者の夏井氏は東北大医学部卒で練馬光が丘病院「傷の治療センター」長。

・本書では、中年オヤジでもスリムに変身できる方法を紹介する。・・・この方法なら、誰でも簡単に、短期間で努力なしに、ほぼ確実に痩せられるからだ。痩せないわけがない、という驚異のダイエット法だからだ。その簡単至極な痩身法とは、「糖質制限」である。糖質(=炭水化物と砂糖類)を食べない、というシンプル極まりない方法だ。

 冒頭にまず結論ありき。タイトルは少々大げさで、この本の中身は「糖質制限食のすすめ」にあります。

・糖質制限とはようするに、血糖を上げない食べ物を食べるようにすれば、体重が減り、ウエストがスマートになり、ついでに糖尿病も治る、ということである。
・炭水化物といっても食物繊維は、人間がそもそも消化できないため血糖を上げることはない。

 糖質制限食の“糖質制限”を定義しています。糖とでんぷんをとらないようにすること。ただそれだけです。朝、昼、晩の3食で糖質制限をしなくても、2食でも、1食でも、その人に無理の無い範囲で始めてみても効果があるようです。

・人間の生存に書くことができない必須脂肪酸と必須アミノ酸に関しては、食事で外部から取り入れるしか方法がないが、炭水化物に関しては、アミノ酸を材料にブドウ糖を合成する「糖新生」というシステムが人間には備わっていて、タンパク質さえあれば自分で作り出せるからだ。

 糖、デンプンは3大栄養素の一つですが、それを食物から取らなくても足りる理由を述べています。

・このように糖質制限について考えていくと、糖質制限食を食べているかぎり、糖尿病にならないだろうということは十分に予測できる。くりかえすが、血糖を上げる原因は糖質のみであり、その糖質を食べなければ血糖は上がるはずがなく、血糖が上がらなければ糖尿病ではないからだ。つまり、究極の糖尿病予防が可能になる。

 糖尿病の方にこの方法はおすすめですね。カロリー制限なんかしなくても、糖質を抜けば、あぶらものを取っても良いようです。現代のカロリー至上主義のような考え方に著者は疑問を呈しています。

・人体のなかで、ブドウ糖の最大の消費地は脳である。・・脳や網膜などでは、ブドウ糖とケトン体が唯一のエネルギー源である。・・では、脳が何かの原因で、大量のブドウ糖を消費した場合を考えてみよう。この時、体はただちにブドウ糖を補充して100mg/dlのブドウ糖濃度を維持しようとするはずだ。それができなければ脳が停止してしまい、生命は維持できなくなるからだ。つまり、人間の体は、この「ブドウ糖濃度(血糖値)維持システム」を備えていなければ生きていけないことになる。そして、この「血糖値維持システム」が使用しているブドウ糖は、食物に含まれるブドウ糖ではないことは明らかだ。脳がブドウ糖を大量消費した時に、手元につねに糖質を含む食べ物があるとは限らないからだ。・・つまり、人間の体に備わっている「血糖値維持システム」は、食事によらないシステムである、と推察できる。これは、糖質をいっさい食べない肉食動物のことを考えればわかる。肉食動物の脳も、われわれ同様、ブドウ糖(とケトン体)しか使っていないからだ。つまり、肉食獣はすべて、「食事によらない血糖値維持システム」を備えているはずだ。

 ここでも、糖は必要だけれども食物から摂取する必要が無いことの説明を引用しました。

・「血糖値を維持すすために、備蓄脂肪を分解してエネルギーを作り、そのエネルギーで備蓄タンパク質からブドウ糖を作る」・・外部からのブドウ糖流入がないから、ブドウ糖不足が解消されるまで、脂肪とタンパク質が分解されることになる。これが、「糖質制限をすると痩せる」メカニズムだ。

 糖質を取らないと痩せる理由です。糖質を取らなくても脂肪を取れば太るのではないか、という誰しも考えるであろう疑問に対する回答になっています。

・逆に糖質食をたっぷり摂取すると、必要以上のブドウ糖が体内に入ることになり、血糖値は100mg/dlという適正量を超えてしまい、糖新生は起こらない。さらに、血液中のブドウ糖が多くなると、血管にさまざまな障害が起こる。血液中のブドウ糖は生存に欠かせないものだが、多すぎると逆に毒になるわけだ(これを糖毒性という)。だから、血糖値を速やかに正常値に戻さなければいけない。そのために、人体が選んだのは、「余ったブドウ糖を中性脂肪に変えて、脂肪細胞にストックする」という方式である。

 糖質を取ることが悪い理由もこのように述べています。

・ここまでみてきたように、草食哺乳類は、摂取した食料に含まれるカロリーと栄養素以上のものを、消化管内の共生細菌から得て生きている。

消化管内の共生細菌の重要性を説いています。本書にも書かれていますが、草食動物が肉を食べずに必要な栄養素を摂取できるのは消化管内の共生細菌のおかげでもあるのですね。単純に人間の身体の中で動く消化メカニズム以外にも消化管内の共生細菌が生み出す栄養素もあるということです。大便の半分は細菌の死体だというくだりもありました。

 藤田紘一郎氏の同様の書物を読んでから自身も炭水化物の摂取量を減らしています。確かに効果があります。糖質制限食は試してみる価値は大ですね。



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