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popporo

Author:popporo
初めまして。。(*^_^*)

ご趣味は? と聞かれると、「読書」と応えられるほど、読書が好きになってきました。

読書によって世界を広げることができるからです。

大切な読後の余韻を読みっぱなしにして忘れてしまわぬよう、また理解を助けるためのメモとして始めた書評記録ですが、さらに世界を広めるために、皆様から感想を頂戴できるとうれしいです。
m(_ _)m

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2013年 大転換する世界 逆襲する日本

2013.03.04 23:40|社会
2013年 大転換する世界 逆襲する日本 ★★★★★ 2013.2.27
三橋貴明
徳間書店

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[1] グローバリズムの終焉を確信する

・筆者はいまのグローバリズムの流れが今後数年かけて終焉に向かうことだけは、確信をもって断言できる。

 本書での“グローバリズム”という用語は市場原理主義の意味で用いられているようですが、こうした流れが終わると断言しています。もっと大きく捉えれば、グローバル化(=グローバリセーション)が終わる、と考えても良いのでしょうか。

・グローバリズム(市場原理主義)対民主主義という対立構造である。
・グローバル化は必然的に民主主義を壊す経済モデルであり、国民経済の「国民を豊かにし、安全に暮らせるようにする」という目的に反する悪ではないか、とにらんでいるのである。

 グローバリズム、グローバル化を民主主義に対する対立構造と捉えています。もっとも、グローバル化という現象自体は善でも悪でもないけれども、グローバル化の進展は多国籍企業の収益拡大による投資家への利益分配が行われるだけで、国民の利益にはならないというのです。それは、人件費の高い日本国民の雇用は増えず(グローバル企業は人件費が安い国で操業する)また給与支払いよりも投資家への利益を重視するため賃金が上がりません。法人税が安くなったとしても、その安くなった額は他国への投資に使われます(安くしたマネーが日本にとどまらない)。小さな政府を目指し規制や関税を撤廃する方向に向かえば、海外からの安い製品の流入で、海外に展開することのできない日本の農業、医療、建設分野で大きな痛手を被ります。こうした地場産業が仮に淘汰されれば、震災などの自然災害が多い日本において、早期の救援、復興が不可能になるでしょう。

・安全保障は経済の上位に位置する。経済のために安全保障をおろそかにするような国は、普通は早期の段階で滅びる。当たり前だ。経済とは、確固たる安全保障のうえでこそ、はじめて健全に成り立つ。経済と安全保障は全く別の次元の存在なのである。

 経済的な結びつきが深まれば戦争は起きないとの考えは誤りで、安全の基盤があるからこそ経済が成り立つのであり、いつ起こるかわからない世界的な不作・食糧不足、高齢化する社会における医療保証等を考えれば、農業、医療、建設等の保護は経済問題ではなく、安全保障の問題と捉えるべきことかもしれません。

・人間は何らかの共同体に属さなければ、生きていくことはできない。共同体のもっとも小さいものが家族であり、最大のものが国家だ。国家より先はない。

 “グローバリズム”を国家を超えて地球全体が一つの共同体と見る考え方とすれば、著者はもともとグローバリズムに否定的なのかもしれません。しかしながら、グローバル化の問題が多国籍化企業による投資家重視にあるなら、その目的を変えることができたなら、結論もまた変わってくる気がします。共創・ソーシャルの時代にあっては、多国籍企業もまた進出する各国で国毎に協働し各国国民の利益を図ることができなければ、それこそ生き残れない時代に来ているのではないでしょうか。


[2]へ続く予定です(続かないかも?)

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