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popporo

Author:popporo
初めまして。。(*^_^*)

ご趣味は? と聞かれると、「読書」と応えられるほど、読書が好きになってきました。

読書によって世界を広げることができるからです。

大切な読後の余韻を読みっぱなしにして忘れてしまわぬよう、また理解を助けるためのメモとして始めた書評記録ですが、さらに世界を広めるために、皆様から感想を頂戴できるとうれしいです。
m(_ _)m

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2022-これから10年、活躍できる人の条件

2013.02.20 01:13|社会
2022-これから10年、活躍できる人の条件 ★★★ 2013.2.15
神田昌典
PHPビジネス新書

4569797601[1]


 経営コンサルタントの神田昌典さんは、こんなことを言っています。

・私はこれから三年ほどで、新しい歴史サイクルがはじまると考えている。
・いま私が想定していることを挙げてみると・・・
2012年には「効率」「情報」の時代が終焉し、「共感」「つながり」の時代へ本格シフト。
2013年に中国、アメリカが激震。金融危機が発端か?
2015年までに、明治維新、太平洋戦争終戦に匹敵する変革が起こる。
2016年に国家財政破綻。預金、年金も二束三文になると覚悟しなければならない。

 この言葉の何が素晴らしいかというと、2015年までには明治維新に匹敵する変革があるとまで予想していることです。本書の発行が2012年1月ですからそれからたった三年後にすぎません。もし大変革がなければ、著者の信頼はかなり落ちるでしょう。いくら世の中の移り変わりが早くなったからといって、三年前に書かれた著作のことは覚えていますよね。そんな危険をおしてまで大予測をしたことに価値があると思います。

・時代の流れを読むために、私はいくつもの方法を使っているのだが、根幹にあるのが、七十年周期説。このサイクルで歴史を遡っていくと、「歴史は繰り返す」と言われることが、非常によくわかる。

 上記予測の根拠になるのが七十年周期説であり、1877年に西南戦争(明治維新)があり、その約70年後の1945年に太平洋戦争敗戦が確かにあります。
 こうした時代にあって、飛躍できる人とは、まわりから見て、かなりクレイジーなことを率先して行う人だと言っています。しかし、そのクレイジーな中味が本書では明確でないのが残念です。

・文明が崩壊する原因は、戦争でも病気でも食料危機でもない。それは歴史が大きなターニングポイントに差しかかったときに、「引き継ぐべき価値観」と「捨て去るべき価値観」を見極められたかどうかの違いだというのだ。つまり・・、次世代に向かう新しい価値観を創れた文明は存続し、見極められなかった文明は崩壊する。
・このところ急速に、「社会に良いことをしなければ、儲からない」に変わってきた。
・多様な人びとが触発し合う場を創り、いままでにない価値を創造する能力が求められているのだ。

 効率の時代から繋がりの時代へ、そうした流れにあることは誰でも肌で感じており、繋がりを大事にすることは決してクレイジーなことを行うことではありません。繋がりの時代へと向かう将来の動向と、七十年周期説に基づく著者の予測する活躍する人の将来像との乖離が、どうしても違和感を感じずにはいられません。

・とくに健康医療産業にとっては、とにかく日本は急成長市場であり、今後、国際的に大きな影響力を持つ産業を創れる素地は極めて大きい。おそらく黙っていても、技術、サービス分野では、世界レベルの技術、サービスを生み出せるだろう。・・・日本に中国の富裕層が殺到してくるに違いない。結果、日本は、アジアにおいて常に先頭を走る、クリエイティブかつ、慈悲に溢れた国となる。

 世界有数の高齢化社会になる日本では、その高齢者の方を向いた産業が発達するので、著者はそうした産業で世界をリードすると考えているようです。従って、将来の日本をそれほどまでには憂えていません。そうは言っても、高齢化を迎えるのは日本だけではなく、多少の年月の相違はありますが、あの人口大国の中国も高齢化を迎えるので、中国だって世界レベルの技術、サービスを生み出すことができるでしょう。結局日本に著者が言うほどの優位性があるのでしょうか。

 大変革がすぐそこまで来ているんだ。そんな認識を持たせてくれる。本書のよさはそこにあります。

 以下、本書からの引用です。

・確かに言えることは-過去の歴史サイクルと同様、私たちは二0十五年までに「圧倒的な欠落」に気づくだろう、ということだ。

・確かに人口が増えていく社会においては、新技術は、車やコンピュータ、通信機器のように、30代、40代が欲しがる商品を中心に導入されてきた。しかし人口減少社会になると、新技術を支えるのは、若手市場じゃなくて、高齢者市場に変わっていくはずだ。

・それは「会社」という存在が消えてなくなるというよりも、「器」にとらわれない社会がはじまると言ってもいい。

息子へのアドバイスとして
・キミがやるべきことは三つ。この三つは、世の中がどんなになろうとも、必ず宝に変わる。だから、つべこべ言わずにやれ。まず海外留学、まず英語、そして中国語。
・ふたつ目は、ボランティア体験だ。
・三つ目は、優秀な人材が集まる場所の空気を吸え。
・できれば、これから国を支えるような産業分野-医療、介護、健康、食糧、環境、エネルギー、バイオ、ロボット等の会社に関われ。

・あなたが、現在においても、未来においても、活躍するための、鍵となる言葉。それは、エクス、フォーメーションだ。イン・フォメーションとは、その言葉どおり、内に形創る。外からの情報を受け入れて、自分の中に認識を形創ることだ。それに対してエクス・フォメーションとは、外に形創る。自分の内にある認識を、外へ形創っていく。

・世界中がひとつの教室になる-TED

・象の話がある。サーカスでは、象を逃げないようにするために、小象のとき、大きな杭につないでおくという。小象は逃げようとしても、杭を引き抜く力がない。このように習慣づけておくと、体が大きくなって、簡単に杭を倒せるようになったとしても、象はその場に引き留められたまま。どんなに杭を小さくしても、象は自由に動き回らないようになる。

・フリーエージェント同士が、プロジェクトごとにチームを組むほうがスピーディに進むから、社員を雇用する必然性はない。

40代にとってのビジネスチャンスとは、
・今後、組織を側面から支援するサービス-とくにイノベーションとホスピタリティを提供する役割が、生まれてくるのではないかと、私は考えている。

・組織を動かす三つの歯車
経営の効率性、顧客との親近感、商品/サービスの革新性
・このように会社の競争力を作る文化は、大きく分けて三つある。そして、この三つの文化は、互いに衝突することが多い。「顧客との親近性」を重視すれば、個別対応をしなければならないが、それは例外を嫌う「経営の効率性」とは矛盾する。「経営の効率性」を重視すれば、予測できる活動にフォーカスしなければならないが、それは驚きを求める「商品/サービスの革新性」とは矛盾する。「商品/サービスの革新性」を重視するなら、顧客ニーズの先をいかなければならないが、それは既存顧客の声を重視する「顧客との親近感」とは矛盾する。この矛盾し合う三つの文化を、いままでの経営の常識では、すべて強化していかなければならないと考えられてきた。経営目標は、顧客満足ナンバーワン、革新ナンバーワン、経営効率ナンバーワンという具合だ。・・・だから、自社の競争力を生み出すコアの文化を明確にし、不得意分野については積極的にアウトソーシングすることにより、スピーディに事業展開できる。

・ここで大切なのは、経営者の強みと、会社自体の強みを分けて考えることである。

・本当に熱中できる仕事にリスクはない

・挫折として見えることは、それは過去から続く自分にとっての不条理なのであって、未来から導かれる自分にとっては、まったく合理的なことなのだ。
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テーマ:読んだ本
ジャンル:本・雑誌

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